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インプラント治療後に違和感が出る原因は?

インプラント治療後に違和感が出る原因は?
インプラント治療はまず、インプラントを骨に埋める手術が必要になります。そのため、手術後は痛みや違和感といった感覚はある程度出てきます。通常、痛みは手術後日にちがたつとだんだんとなくなっていきますが、これまでの天然歯から人工歯に代わることにより、違和感を感じる場合があります。今回は、インプラント治療後に違和感が出る場合の原因と対策についてご紹介します。

インプラント治療後に違和感が出る原因と対策

◆感覚が慣れていない

インプラントと骨の結合の仕方は天然歯と骨の結合の仕方が違うため、噛んだ時の感覚に最初の頃は違和感を感じることもあるでしょう。ですが、インプラントと骨の結合に問題がない状態であれば通常はだんだんと慣れていきます。

◆かみ合わせに問題がある

かみ合わせに問題があり、インプラント部分に強い力がかかると違和感を感じることがあります。インプラントに装着する人工歯はセラミックが主流ですが、セラミックは天然歯より硬く、天然歯とすり減り方が違うので、最初はかみ合わせが良い状態だとしても、だんだんと変わってくることがあります。そのため、定期的なメインテナンス時にかみ合わせもきちんとチェックし、必要に応じて調整する、また、歯ぎしりがある人の場合には夜間にマウスピースを装着するといった対処が必要になることもあります。

◆インプラントが適切に埋められていない

インプラントが埋められている角度や位置が適切でない場合にもかみ合わせが悪くなることにより違和感を感じる原因となります。また、インプラントを埋める位置によっては、例えば上あごの場合には副鼻腔炎にインプラントが突き抜けてしまった場合、下あごの場合には下あごの内部に通っている太い神経に近い位置に埋められてしまうと、炎症や圧迫などにより違和感や痛みが出る原因となります。このような場合にはインプラントを撤去する必要性が出てくることもあります。

◆インプラントのネジが緩んでいる

インプラントと被せ物をつなぐネジの部分が緩むことで、噛む際に違和感を感じることがあります。このような場合にはネジを締めなおすことで違和感は改善されます。

◆インプラント周囲に感染が起こっている

インプラント周囲に細菌感染が起こると、天然歯に起こる歯周病のように、周囲の骨が炎症を起こして溶けてしまうことがあります。この状態を放置していると、インプラントが抜け落ちる原因となるので注意が必要です。インプラント周囲炎は初期の段階では治療効果が出やすいですが、進行してしまってからでは治療がむずかしくなっていくため、定期的なメインテナンス時のクリーニングを欠かさないことが大事です。

違和感を感じたら早めに受診しましょう

インプラント治療後は、まだ感覚が慣れないこともあり、最初の頃に違和感があるのは普通のことですが、あまりに長く続く場合や、歯茎の腫れや出血がある、痛みが続くといった症状がある場合には早めに担当医に状態を診てもらうようにしましょう。早期に原因を見つけ対処することで、問題を大きくせずにインプラントを長持ちさせることにもつながります。また、良い状態でインプラントを維持していくためにも、定期的なメインテナンスは欠かさないようにしましょう。

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