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インプラントは第三の歯?天然歯と同様に扱ってもいいの?

インプラントは第三の歯?天然歯と同様に扱ってもいいの?
インプラントはよく、天然の歯が蘇ったような感覚が得られる、というように表現されます。インプラントは骨に埋め込み、骨と一体化するものですので、確かに感覚的には天然歯に非常に近い感覚が得られるのが魅力ですが、天然の歯と同様に扱っても問題がないものなのか、気になっている人もいることでしょう。
そこで今回は、インプラントの取扱の注意点についてご紹介していきます。

インプラントは天然歯よりもデリケート

インプラントはよく「第三の歯」、と例えられることがあります。ですが、厳密に言えば、天然歯とはやはり別物であり、天然歯と同様に扱っていると、早くダメにしてしまうことがあるため、注意が必要です。結論から言えば、インプラントは天然歯よりもデリケートであり、より入念なケアが必要となってきます。その理由として、天然歯とは、骨との結合の仕方、歯茎との結合の仕方に違いがあり、ダメージを受けやすいから、ということがあげられます。

インプラントと天然歯の構造の違い

インプラントは天然歯と比べて次のような点に違いがあります。

1.インプラントは噛み合わせのダメージを受けやすい

天然歯には歯と骨をつなぐ部分に、「歯根膜」と呼ばれるクッションの役割を果たす組織があります。これがあるので、強い力がかかっても、骨が直接ダメージを受けることはありませんが、インプラントにはこの組織がないため、強い力がかかるとそのダメージが直接骨に加わってしまいます。

2.インプラントは歯茎との結合が弱い

インプラントには歯根膜がないのに加えて、歯茎との結合の仕方に関しても天然歯のそれと比べて弱いという弱点があります。
そのため、歯茎に細菌感染が起こって炎症が起こると、インプラントと歯茎の付着部を容易に通過して奥に感染が進みやすい傾向があります。

3.インプラントは感染に対する抵抗性が弱い

インプラントに歯根膜が存在しないので、天然の歯に比べて、血液供給がその分少なくなります。それはつまり、血液に含まれる白血球による免疫の働きが弱くなるということであり、いざ細菌感染が起こった際に、その影響が現れてくることになります。

インプラントを長持ちさせるために

インプラントは人工物なので虫歯にならないし、天然の歯よりも強い、と思われていることがありますが、それは大間違いであり、全く逆です。インプラントを入れる場所というのは、なんらかの原因で歯を失うことになったということですが、その部分にインプラントを入れる場合に、以前と同じような扱いをしていればインプラントを早期に失ってしまう可能性があります。そのため、インプラントを入れる場合には、天然歯だった時よりもより入念にケアを行い、定期的に歯科でメインテナンスを受け続けていくことが大事です。

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