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インプラントは寝たきりになっても大丈夫?

インプラントを入れた場合、寝たきりのリスクは?
寝たきりになってもインプラントは大丈夫なのだろうか?という疑問をお持ちの方もいるかもしれません。「寝たきりになったら本人がお口のケアをすることが難しくなるし、それなら入れ歯にしていたほうがいいかも」、と考える人もいるでしょう。今回は、実際インプラントは寝たきりになった時にも維持できるのか、寝たきりのことを考えてインプラントは避けておいた方がいいのか、といったことについて見ていきたいと思います。

寝たきりになった時にインプラントは維持できるのか?

結論から言うと、寝たきりになってもインプラントの維持は可能です。
寝たきりになるとそれ以前に比べて口内の清掃が難しくなってしまい、口内トラブルが起こりやすくなりますが、実際に寝たきりになって起こりうる歯のトラブルで多いのは、むし歯による歯の痛みです。
とくに高齢者では歯周病によって歯茎が下がり、露出した歯根にむし歯が起こりやすくなります。一方、インプラントの場合、むし歯はできませんので、このようなトラブルが起こることはありません。
歯の清掃がうまくできない場合、もう一つ起こりうるのが歯周病ですが、歯周病に関しては、症状が強く出る頃には歯もかなりぐらついてくるため、自然に抜け落ちるか、抜歯をするとしてもすぐに抜けるのでそれほど問題にならないことが多いです。これはインプラントに関してもほぼ同様です。昔に行われていたインプラントの場合、インプラントの形状的に撤去が難しかったということがありましたが、現在行われているインプラントの形は撤去するのも比較的簡単となってきていますので、いざとなってもそれほど問題となりません。

また、もちろん、ご本人が自分で口内ケアが難しい場合でも、介護する方が丁寧にケアを行う、訪問介護を利用して口内ケアを受ける、といったことを行っていれば、インプラントのトラブルを避けることも可能です。

インプラントを入れてよく噛める方が寝たきりになりにくい

将来寝たきりになった時のことを考えるとインプラントはやめとこうかな、と考える人もいるでしょう。ですが、実際、歯を失った場合の治療法として、インプラントは唯一他の歯の力を借りずに歯を回復できるので、他の歯にダメージを与えず、全体的に歯を長く維持できること、また咀嚼力も天然歯に近いため、しっかりと噛める状態を維持しやすいということから、健康寿命を保ちやすい治療法だと言えます。

実際に歯を失っている本数が多い人ほど認知症や転倒による寝たきりのリスクが高いということが様々な調査でも分かっています。他の歯に負担をかけずに他の歯の健康を守りやすいインプラントは、若々しさを維持しやすいという点でもメリットが大きいと言えるでしょう。それゆえ、結果的に、インプラントを治療法に選ぶことは、将来的に寝たきりを回避しやすくなるとも言えるのです。
インプラントは年々改良されており、世界中でもメジャーな治療法になりつつあります。もちろんメリットだけでなくデメリットもありますので、インプラント治療に興味のある方は、一度歯科医院で相談してみてはいかがでしょうか。

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