インプラントで若返りは可能？

年齢の割にとても若々しく見える人の共通点として、しっかりと噛める状況が保てている、という傾向があります。逆に、歯を失ったままにしている人や、合わない入れ歯を使い続けている人などは、しっかりと噛むことができないので顔の筋肉があまり使われず、それに伴い肌もたるんでしわやたるみが多くなっていきます。これは歯を失う本数が多いほど、そのような傾向が顕著になっていきます。

歯を失った後に放置すると、残った歯に過剰な負担がかかること、そして周囲の歯がずれてくるなどして歯並びや噛み合わせが変わってくることで歯にさらなるダメージが加わり、歯を失いやすくなります。そのため、歯を失ったら早めに何らかの方法で歯を補う必要があります。
歯を補う治療法としては、インプラント、ブリッジ、入れ歯がありますが、ブリッジや入れ歯は基本的に周囲の歯に支えを求めて機能させるものなので、やはり周囲の歯に余計な負担をかけてしまいます。そのため、歯が長持ちしにくくなる傾向があります。また、入れ歯の場合にはあまりしっかりと噛めないので噛む筋肉があまり働かず、しわやたるみが出やすいと言えます。

インプラントの場合、人工歯根を骨に埋めてその上に被せ物をして歯を補いますので、他の歯に負担をかけずにしっかりと噛むことができます。
結果的に、インプラントは他の歯にダメージを与えず、健康な状態を保ち、しっかり噛めるので顔もたるみにくく、しわもできにくくなると言えるでしょう。実際に、インプラントは天然歯と同じくらいしっかりと噛めるので、何でも噛むことができますし、噛む刺激が脳にも伝わりやすいので認知症防止にも効果があると言われており、若々しさを保ちやすいと言うことができます。歯を失って治療法で迷っている方はぜひ参考にしてみてください。