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インプラントのトラブル、失敗を避けるために知っておきたいこと

インプラントのトラブル、失敗を避けるために知っておきたいこと
あごの骨に埋め込むことで天然歯に近い状態を再現することができるインプラント。
他の治療法と比べて自然な見た目と自分の歯に近い噛み心地が得られることから人気のある治療法で、今では歯科医院でインプラント治療を扱っている歯科医院が増えてきていますが、中にはトラブルや失敗といったことも起こっています。ですが、このようなトラブルや失敗はある程度知識を持っておくことで避けることも可能です。詳しく見ていきましょう。

インプラントのトラブル・失敗にはどのようなものがある?

インプラント治療に伴う代表的なトラブルや失敗として、次のようなものが挙げられます。

◆治療したところの痛みや腫れが続く

インプラント手術の際には歯茎や骨にダメージが加わりますので、通常、痛みや腫れが数日は出ます。しかし、衛生管理に問題があった場合などにおいては、細菌感染を起こして症状が長く続くことがあります。

◆手術周辺の唇や皮膚がしびれている

下あごにインプラントを埋める場合に、下あごの奥に走っている大きな神経に触れたり傷つけたりすると、その周辺の唇や皮膚にしびれた感覚が数か月単位で現れることがあります。

◆インプラントの脱落

インプラントを埋めたのにうまく骨にくっつかなかった、もしくは一旦くっついたけれども短期間で抜け落ちてしまった、という場合です。原因としては手術後の口内ケアが不十分だった、タバコを吸っていた、糖尿病や骨粗しょう症などの疾患があった、手術の技法に問題があった、といったことが考えられます。

◆インプラントのかぶせ物の破損、脱落

インプラントの上に取り付ける被せ物が壊れてしまったり、外れてしまったりといったことも起こり得ます。このようなことが起こる理由として、歯ぎしりなどの強い力、転倒・事故などによる外力、インプラントの土台に取り付ける際にスクリューの閉め方が甘かった、といったことが考えられます。

イインプラントのトラブル・失敗を避けるために知っておきたいこと

◆口内をきれいに保つ

インプラント手術前、手術後、そしてインプラントが成功した後も、口内は常に清潔に保つようにしましょう。インプラント周囲に細菌が繁殖すると、インプラント周囲炎を起こして早期脱落につながってしまいます。

◆タバコを吸わない

タバコを吸っていると血行が悪くなり、傷口の治りが悪くなるので、インプラントが骨にうまくくっつかない、ということが起こりやすくなります。また、仮にくっついたとしても、インプラント周囲炎のリスクが高くなるので、インプラントが早期に抜け落ちてしまうリスクが高くなります。

◆定期メンテナンスを欠かさない

インプラントを長期的に良い状態で保つためには、セルフケアだけでは不十分で、歯科医院で専門的なクリーニングを受ける必要があります。
これを怠ってしまうとインプラント周囲炎にかかり、インプラントを失うリスクが高くなります。

◆歯科医院選びをしっかりと行う

インプラント治療はどの歯科医院で治療を受けるかによっても結果が大きく違ってきます。実際、インプラントは歯科医師であればとくに特別な資格がなくてもインプラント治療をすることができるので、不慣れな歯科医師が行った場合、やはりトラブルや失敗は起こりやすくなると考えられます。

そのため、「近いから」「安いから」といった安易な理由で歯科医院を選ぶのではなく、事前にインターネットのホームページなどでインプラントを多く手掛けている歯科医師を選ぶ方が安心です。

また、インプラントを行うための設備や体制がしっかりしているかどうかもチェックしたいところです。とくに、歯科用CT完備、感染対策に力を入れている、先進の機器を備えている、といったところは大事なチェックポイントです。

◆健康を心がける

糖尿病や骨粗しょう症にかかっていると歯茎や骨が弱くなるので、インプラントを長持ちさせることが難しくなります。そのため、全身の健康管理にも注意を払うことが大事です。
インプラントは入れ歯やブリッジといった他の治療法と比べて利点の多い治療法ではありますが、体に埋め込んでいるという特性上、長持ちさせるためにはより気を配る必要があります。インプラントをお考えの人は、今回の内容を参考にしてみてください。

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