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旅行や出張前にインプラント治療はしても大丈夫?

旅行や出張前にインプラント治療はしても大丈夫?
「旅行や出張の予定が入っているけれど、インプラント治療をしても大丈夫かな?」
そんなお悩みはありませんか?インプラント治療は外科的な手術を伴うため、旅行や出張のスケジュールを立てる上で、十分な配慮が必要になってきます。
今回は、旅行や出張前にインプラント治療を受けるのは可能なのか?また、実際にどんなリスクがあるのか?ということについてわかりやすく解説していきます。


旅行や出張前にインプラント治療は受けても大丈夫?

基本的には可能だが「タイミング」がとても重要

結論からいえば、旅行や出張の前にインプラント治療を受けること自体は、必ずしも不可能ということはありません。実際には、治療のどの段階にあるか、そして旅行まで十分な期間があるかどうかが非常に重要なポイントになってきます。
たとえば、インプラントは、あごの骨に人工歯を埋め込む外科手術から始まりますが、外科手術直後の大事な時期に旅行や出張が重なる、などという状況は望ましくありません。

無理なスケジュールはトラブルの原因になることも

「インプラントは治療期間が長くかかるし、旅行前に手術を済ませておこう」と考える人もいるかもしれません。ですが、手術直後は腫れや痛みの症状が数日間は出ますし、移動による振動や疲労、気圧の変化、といったことが治癒の妨げになることもあります。また、万が一術後にトラブルが起きた場合、旅先や出張先ではトラブル対応を受けるのも難しくなるため、焦って治療を進めておく、というのは避けるべきです。

関連記事:インプラントの治療期間はどのくらいかかる?

インプラント治療後に起こりやすい症状とは

手術後の腫れや痛み

インプラント手術後は、多くの場合、腫れや痛みは術後1〜3日をピークに、一週間程度で落ち着いてくることがほとんどです。また、回復するには安静が必要になりますので、この期間に長時間の移動や過密スケジュールが重なると、回復に影響が出るリスクがあります。

関連記事:インプラント治療の痛みや腫れはどのくらい出るの?最小限にするコツは?

日常生活への影響(食事・会話・移動など)

手術後しばらくは、患部に刺激を与えないようにする必要がありますので、食事はあまり噛まなくて済むやわらかいもののみ、また飲酒や刺激物、熱いものなども控えていただく必要があります。
また、長時間の会話や笑うことで口を大きく開けると、患部に負担がかかることもあります。そのため、出張中の会食や打ち合わせ、旅行中の食事に支障が出ることはほぼ避けられません。

まれに起こる注意すべき症状

術後に感染症や強い出血などが起こることもあります。もしこれらが旅先で起こった場合、かかりつけ医以外で対応してもらうことは容易ではありません。
特に海外では言語の壁や医療体制の違いもあり、大きなリスクとなるでしょう。

参考:日本口腔インプラント学会インプラントのメリット・デメリット

旅行・出張前に治療が可能になるケース

軽い処置やカウンセリングのみ

インプラント治療前のカウンセリングや検査、レントゲン撮影などといった処置であれば、体への影響はないので問題ありません。

参考:日本口腔インプラント学会 相談から治療の流れ

十分な回復期間が確保できる場合

手術から旅行・出張まで十分な期間がある場合には、特に問題は起こらないでしょう。
具体的には、術後2~3週間もすれば可能になってきますが、個人の状況にもよりますので、事前に歯科医師に確認しておきましょう。

通院スケジュールに問題が出ない場合

インプラントを埋め込んだ後、骨と結合したら上の被せ物を入れる処置に入りますが、そのスケジュールに差し支えないようであれば、ある程度長期の旅行でも可能です。

旅行・出張前の治療を控えたほうがよいケース

まず、前提として手術直後には旅行・出張はおすすめしませんが、そのほかにも次のような場合には、旅行や出張前のインプラント治療はおすすめしません。

海外長期滞在を予定している場合

数か月、年単位で海外長期滞在を控えている場合には、出発前にインプラント手術を受けるのはおすすめしません。インプラントの続きの治療が難しくなるだけでなく、何かあった時の対応もしてもらえないリスクが高いためです。

体調や持病に不安がある場合

糖尿病や骨粗しょう症、血液疾患など、インプラントの治癒に影響しうる持病をお持ちの方は、特に注意が必要です。手術後に旅行をして疲れが重ねると、体への負担が強くかかってしまい、回復が遅れやすくなったり、経過が悪くなったりするリスクがあります。

旅行・出張中に気をつけたいこと

食事や飲酒の注意点

旅行中は食事も楽しみの一つ。いつもと違った食事をする機会が多くなりますが、術後間もない時期は硬いものや刺激の強い食べ物は避けましょう。
アルコールに関しては、術後2週間くらい経っていれば通常は特に問題はありませんが、飲みすぎると患部への注意が払えなくなる恐れがあるので、飲みすぎには注意しましょう。

歯磨き・ケアは念入りに

旅行中は食べる時間が不規則になったり、疲れてしまったりしてついついケアがおろそかになりがちです。ですが、インプラント周囲に細菌感染を起こさないために、旅行中も丁寧なケアは欠かさないようにしましょう。

関連記事:インプラントを長持ちさせるために知っておきたいインプラントの歯磨きの仕方と注意点

まとめ

旅行や出張の直前にインプラント手術をするのはリスクが高いため、避けるようにしてください。
ですが、手術後ある程度経過して傷口が落ち着いているならば、口内ケアをしっかり行い、傷口に負担をかけなければ特に問題はないでしょう。「旅行と治療が重なりそうで心配」「出張前に治療できるか相談したい」という方は、まずは担当ドクターに余裕を持って相談し、無理のない治療計画でインプラントを進めていくことをおすすめします。

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