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インプラントするのにCT撮影が必要な理由とは

インプラントするのにCT撮影が必要な理由とは
近年ではインプラント治療をする場合に、CTスキャンの撮影をするのが一般的になってきています。かつては歯科用の普通のレントゲンだけでインプラント治療をすることが多かったのですが、なぜ、最近ではCT撮影が行われるようになったのか、今回はその理由についてご紹介していきます。

インプラントにCT撮影が必要になる場合とは

インプラントは顎の骨に人工歯根を埋める治療法です。その顎の骨というのは、ただ骨だけがあるのではなく、内部に神経や血管といった大事な組織が入っています。また、上の奥歯の上方には副鼻腔の空洞が空いています。
インプラントを行う場所によっては、必ずしもCT撮影をしなくとも、通常のレントゲンだけで手術を問題なく行うことも可能です。ですが、次のようなケースでは、インプラントを行う際にCTスキャンの撮影が必要になってきます。

■上奥歯の骨が薄い場合

上奥歯の骨の上方には「上顎洞」と呼ばれる副鼻腔の一つが位置しています。上の奥歯の骨というのは、この副鼻腔がある故に、他の場所に比べて骨の厚さが薄いのですが、歯を失うとより骨が吸収して減ってしまうため、そのままではインプラントを埋めると上顎洞に突き抜けてしまう恐れがあります。そのため、より立体的な骨の状態を把握するために、CT撮影をし、確実に安全な埋め込み場所を探るか、必要に応じて骨を増やす手術を行う必要があります。

■顎の中の神経や血管を傷つけるリスクが高い場合

下の奥歯の場合、インプラントを埋める位置や方向を誤ると、下顎の骨の内部にある「下顎管」と呼ばれる大きな血管や神経の入っている管を傷つけてしまうことがあります。仮にこれを傷つけた場合、大出血の恐れ、もしくは感覚のまひやしびれなどを起こしてしまうことがあります。それゆえ、このようなリスクがある場合には、事前にCT撮影をする必要があります。

体にやさしい歯科用CTを導入しています

当院では、CTスキャンとして、歯科用に特化した歯科用CTを導入しています。歯科用CTは、医科用のものと比べて放射線の照射時間が短く、線量に関しても1/8〜1/50程度とされており、かなり被曝量が少なく、体にやさしいのが特徴です。

また、撮影したCT画像をもとに、短時間で三次元的な画像を構築することができ、骨の状態をリアルに近い状態で見ることができ、インプラントのシミュレーションをすることも可能です。

当院では、インプラントを安全に行うことを第一に、患者様それぞれに合わせたインプラント治療をご提案しています。インプラント治療に興味がおありの方はぜひお気軽にお問い合わせください。

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