
違和感があると、そのまま様子を見ていいものなのか、それともすぐに歯科医院を受診すべきものなのか、判断に迷ってしまいますよね。
そこで今回はインプラントの違和感について、様子見してよいケースとすぐに受診が必要なケースを、歯科医師の視点からわかりやすくお伝えします。
インプラントに違和感についてまず知っておきたいこと
天然の歯とは「痛みのサイン」の出方が違う
一方、インプラントには神経がないため、内部で炎症が進んでいても痛みを感じにくく、気づいたときにはかなり進行している、ということも。
そのため「そんなに痛くないから大丈夫」と自己判断するのではなく、些細な違和感にも意識を向けることが大事です。
違和感の原因はさまざま
まずは冷静に、どんな時に、どんな感覚があるのかを観察してみましょう。
様子を見てもよいケース
治療直後の一時的な違和感
噛み合わせができたことによる一時的な違和感
早めの受診が必要なケース
腫れ・出血・膿が見られる場合
インプラント周囲炎は、天然歯の歯周病と似ていますが、より進行が早く自覚しにくいという特徴があるため、早めの受診が重要です。
グラつきや浮き上がるような感覚がある場合
放置すると破損につながることもあるため、なるべく早くかかりつけの歯科医院を受診しましょう。
強い痛みや範囲が広がる痛みがある場合
受診が必要な違和感を放置するとどうなる?
インプラントが壊れてしまう原因やその対処法については、こちらのコラムでも詳しくご紹介していますので、あわせてご覧ください。
関連ページ:インプラントって壊れることはあるの?壊れたらどうする?
また、治療後の痛みや腫れの経過について不安がある方は、こちらのコラムも参考になります。
関連ページ:インプラント治療の痛みや腫れはどのくらい出るの?
様子を見るか、受診するか、迷ったときの判断基準
インプラント周囲炎は自覚症状が出にくく、天然歯の歯周病よりも進行が速いことが、日本歯周病学会のサイトでも解説されています。
少しでも気になる症状があれば、我慢せずに早めに歯科医院でチェックを受けるようにしましょう。
また、日頃のセルフケアに加えて、定期的なメンテナンスを受けることも欠かせません。メンテナンスで具体的にどのようなことを行うのかは、以下のコラムでも解説しています。
まとめ
インプラントの場合、天然の歯と違って痛みが出にくいからこそ、少しの変化を見逃さないことが大切です。
違和感の感じ方や続く期間に不安がある場合は、自己判断で様子を見続けるのではなく、かかりつけ医に相談するようにしましょう。



